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概要

司書(Librarian)は、Neuradexに組み込まれたAIアシスタントです。単なるチャットボットではなく、プロジェクト内のすべてのナレッジを参照しながら質問に回答し、対話から得られた新しい知識を自ら記録します。

特徴

ナレッジ活用型の対話

Librarianは質問を受けると、プロジェクト内のナレッジを自動で検索します。
  • Knowledge: 確定した事実を優先的に参照
  • SourceContent: ドキュメントから関連情報を抽出
  • Episode: 過去の対話・作業履歴も参照可能
検索結果をもとに、根拠のある回答を生成します。

知識の自動記録

対話中に得られた事実は、Librarianが自動でKnowledgeとして記録します。
ユーザー: 「認証方式はJWTに決定しました」
Librarian: 「了解しました。認証方式をJWTとして記録しました。」
           → Knowledge「認証方式はJWT」が自動作成

会話履歴の保存

すべての対話はEpisodeとして自動保存されます。後から「あの時何を話したか」を検索できます。

コンテキスト管理

長い対話でも、独自技術により効率的なメモリ利用を実現。関連情報を適切に保持しながら、不要な情報は自動的に整理されます。

自律的なエージェント動作

司書は単に質問に答えるだけでなく、自ら判断してツールを呼び出し、反復的に行動します。 内部では独自のエージェントアーキテクチャが動作しており、LLMがツールを自律的に選択・実行するループを繰り返します。1つの質問に対して、検索→分析→追加検索→回答という多段階の処理を自動的に行います。

ナレッジの意味検索

クエリの意図を理解し、関連するナレッジを多段階で探索

事実の自動抽出・更新

対話から新しい事実を検出し、既存ナレッジとの関連付けを提案

変更履歴の追跡

ナレッジの変更をエピソードとして記録し、「いつ誰が何を変えたか」を追跡

関連性の自動発見

ナレッジ間のreferences・extends・contradicts・supersedes関係を自動検出

承認フロー

知識の追加・更新・削除を行う前に、司書は必ず提案を表示してユーザーの承認を求めます。
司書: 「認証方式をJWTとして記録してよろしいですか?」
      [承認] [編集] [却下]
勝手に知識を変更することはありません。自律的でありながら、制御可能な設計です。

活用シーン

プロジェクト状況の把握

複数のナレッジとQ&A履歴を横断的に検索し、「先週決まったこと」「未完了のタスク」など最新の状況をまとめます。

ドキュメント検索

関連ドキュメントを見つけ、必要な情報を抽出して回答します。API認証方法やデプロイ手順など。

知識の登録

対話内容(例: 「認証方式はJWTに決定しました」)から事実を抽出し、承認後にナレッジとして登録します。

Librarianの動作フロー

チャットボットとの違い

Librarianチャットボット
目的プロジェクト全体のナレッジ活用特定用途の顧客対応
アクセスダッシュボード・API・MCPWebサイト埋め込みWidget
会話の記録Episodeとして保存Episodeとして保存
Knowledgeの自動作成あり(対話から事実を抽出)なし
利用者プロジェクトメンバーエンドユーザー
LibrarianはMCPサーバー経由でClaude等のAIエージェントからも利用できます。AIエージェントの長期記憶として活用できます。

セッション

Librarianとの対話は「セッション」単位で管理されます。同じセッション内では文脈が維持され、トピックごとに新しいセッションを開始できます。 プログラマティックなアクセスはLibrarian APIをご利用ください。

次のステップ

データタイプ

Knowledge・Episodeを理解

Librarian API

SDKでのアクセス方法