Neuradex MCPサーバーは、LLMがNeuradexのメモリ機能にアクセスするための17のツールを提供します。MCP統合の概要についてはMCP概要をご覧ください。
switch_project でアクティブプロジェクトを設定すると、各ツールで projectId を省略できます。
プロジェクト管理
list_projects
アクセス可能なプロジェクトの一覧を取得します。
パラメータ: なし
戻り値:
{
"projects": [
{
"id": "project-abc",
"name": "カスタマーサポート",
"note": "サポートナレッジベース",
"knowledgeCount": 150,
"edgeCount": 320
}
]
}
使用例:
ユーザー: どのプロジェクトにアクセスできる?
Claude: [list_projects を呼び出し]
以下のプロジェクトにアクセスできます:
- カスタマーサポート(ナレッジ: 150件)
- 社内Wiki(ナレッジ: 80件)
セッション管理
switch_project
セッションのアクティブプロジェクトを設定します。設定後は、他のツールで projectId を省略できます。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID |
projectName | string | - | プロジェクト名(大文字小文字区別なし) |
projectId または projectName のいずれかを指定してください。
使用例:
ユーザー: カスタマーサポートのプロジェクトに切り替えて
Claude: [switch_project を呼び出し]
projectName: "カスタマーサポート"
アクティブプロジェクトを「カスタマーサポート」に切り替えました。
これ以降、projectIdの指定なしでツールを使用できます。
current_project
現在のアクティブプロジェクトを表示します。
パラメータ: なし
使用例:
ユーザー: 今どのプロジェクトを使ってる?
Claude: [current_project を呼び出し]
現在のアクティブプロジェクト:カスタマーサポート (project-abc)
ナレッジ管理
これらのツールはKnowledge SDKのメソッドに対応しています。
create_knowledge
新しいナレッジを作成します。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
title | string | ○ | タイトル |
content | string | ○ | コンテンツ |
tags | string[] | - | タグの配列 |
使用例:
ユーザー: 今後のミーティングではアジェンダを事前に共有することにしよう。これを覚えておいて。
Claude: [create_knowledge を呼び出し]
title: "ミーティングルール:アジェンダの事前共有"
content: "ミーティングを開催する際は、事前にアジェンダを参加者に共有すること。"
tags: ["ミーティング", "ルール"]
了解しました。ミーティングルールとしてナレッジに保存しました。
search_knowledge
セマンティック検索を実行し、関連するナレッジを検索します。軽量な結果(ID、タイトル、タグ、スコア)を返します。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
query | string | ○ | 検索クエリ |
limit | number | - | 結果の最大数(デフォルト: 10) |
フルコンテンツは含まれません。詳細が必要な場合は view_knowledge を使用してください。
使用例:
ユーザー: 返品ポリシーについて教えて
Claude: [search_knowledge を呼び出し]
query: "返品ポリシー"
返品ポリシーに関連するナレッジを3件見つけました:
1. 返品ポリシー(スコア: 0.92)
2. 返金手続き(スコア: 0.78)
3. 交換について(スコア: 0.65)
search_agentic
複数の知識レイヤーを横断して検索し、混在した結果配列を返します。用途に応じてタイプ別にフィルタリングして利用してください。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
query | string | ○ | 検索クエリ |
limit | number | - | 結果の最大数(全体) |
perTypeLimit | number | - | 種別ごとの最大数 |
includeTypes | string[] | - | 取得対象(knowledge / episode / topic / entity / relation) |
expandGraph | boolean | - | 関連性の広がりを含めるか |
maxHops | number | - | 関連の深さ |
expandLimit | number | - | 広がりに使う基準件数 |
relationLimit | number | - | 関係性の最大数 |
使用例:
ユーザー: 先週の認証議論と関連資料をまとめて探して
Claude: [search_agentic を呼び出し]
query: "先週の認証議論"
includeTypes: ["episode", "knowledge", "relation"]
limit: 12
関連する会話履歴とナレッジ、関係性をまとめて見つけました。
view_knowledge
ナレッジの詳細(フルコンテンツ)と関連するナレッジを取得します。search_knowledge の後に使用します。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
knowledgeId | string | ○ | ナレッジID |
使用例:
Claude: [view_knowledge を呼び出し]
knowledgeId: "knowledge-123"
=== 返品ポリシー ===
商品到着後30日以内であれば返品可能です。
返品条件:
- 未使用・未開封であること
- タグが付いた状態であること
...
関連ナレッジ:
- 返金手続き
- 配送について
list_knowledge
プロジェクト内のナレッジ一覧を取得します。ブラウジングやナレッジベースの管理に便利です。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
使用例:
ユーザー: このプロジェクトのナレッジを全部見せて
Claude: [list_knowledge を呼び出し]
プロジェクト内のナレッジ一覧です:
1. 返品ポリシー
2. 配送ガイド
3. FAQ集
...(全150件)
update_knowledge
既存のナレッジのタイトルやコンテンツを更新します。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
knowledgeId | string | ○ | ナレッジID |
title | string | - | 新しいタイトル(省略時は変更なし) |
content | string | - | 新しいコンテンツ(省略時は変更なし) |
使用例:
ユーザー: 返品ポリシーの期限を60日に変更して
Claude: [update_knowledge を呼び出し]
knowledgeId: "knowledge-123"
content: "商品到着後60日以内であれば返品可能です。..."
返品ポリシーのナレッジを更新しました。
delete_knowledge
プロジェクトからナレッジを削除します。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
knowledgeId | string | ○ | ナレッジID |
使用例:
ユーザー: 古い返品ポリシーのナレッジを削除して
Claude: [delete_knowledge を呼び出し]
knowledgeId: "knowledge-456"
ナレッジを削除しました。
コンテキスト取得
これらのツールはMemory SDKのメソッドに対応しています。
get_context
クエリに対して最適化されたコンテキストを取得します。セマンティック検索、グラフ探索、エピソード履歴を組み合わせて、LLMに渡すための情報を構築します。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
query | string | ○ | 検索クエリ |
tokenBudget | number | - | トークン上限(デフォルト: 4000) |
includeEpisodes | boolean | - | Q&A履歴を含める(デフォルト: true) |
maxDepth | number | - | 探索深度(デフォルト: 2、最大: 3) |
get_context は複数のソースから情報を収集し、トークン予算内に収まるよう最適化します。複雑な質問に最適です。
使用例:
ユーザー: 先週の会議で決まった新しいデプロイフローについて教えて
Claude: [get_context を呼び出し]
query: "新しいデプロイフロー 会議"
includeEpisodes: true
[関連ナレッジ + Q&A履歴から情報を収集]
先週の会議で決まった新しいデプロイフローについてまとめます:
1. PRがマージされたら自動でステージングにデプロイ
2. ステージングで1時間のカナリアテスト
3. 問題なければ本番にプロモート
...
指定したナレッジから関連するナレッジを探索します。Multi-hop探索により、直接つながっていないナレッジも発見できます。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
knowledgeId | string | ○ | 起点ナレッジID |
maxDepth | number | - | 探索深度(デフォルト: 2、最大: 3) |
使用例:
Claude: [explore_related を呼び出し]
knowledgeId: "returns-policy"
maxDepth: 2
「返品ポリシー」から関連するナレッジを探索しました:
1ホップ(直接関連):
- 返金手続き
- 配送について
2ホップ(間接関連):
- 支払い方法
- カスタマーサポート連絡先
エピソード(履歴)
これらのツールはEpisodes SDKのメソッドに対応しています。
list_episodes
過去のQ&A履歴やイベントを検索します。「今週何を聞かれた?」「外部ユーザーからの質問は?」といった問いに答えます。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
timeRange | string | - | 'today' / 'yesterday' / 'this_week' / 'this_month' |
channel | string | - | 'web' / 'widget' / 'api' / 'mcp' / 'external' |
episodeType | string | - | 'question' / 'answer' |
limit | number | - | 結果の最大数(デフォルト: 20) |
チャネルフィルター: web=管理画面, widget=外部ユーザー, api=API, mcp=MCP, external=外部サービス(Slackなど)
使用例:
ユーザー: 今週どんな質問があった?
Claude: [list_episodes を呼び出し]
timeRange: "this_week"
episodeType: "question"
今週の質問一覧(全10件):
- 「返品したいのですが」(3件)
- 「配送状況を確認したい」(5件)
- 「支払い方法を変更したい」(2件)
search_topics
トピックをセマンティック検索します。「あの議論」「プロジェクト進捗の話」など、あいまいなクエリでも関連するトピックを発見できます。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
query | string | ○ | 検索クエリ |
limit | number | - | 結果の最大数(デフォルト: 10) |
使用例:
ユーザー: デプロイフローについて議論したトピックを探して
Claude: [search_topics を呼び出し]
query: "デプロイフロー"
関連するトピックを2件見つけました:
1. デプロイフロー改善の議論(スコア: 0.89)
2. CI/CDパイプラインの見直し(スコア: 0.72)
search_episodes
エピソードをセマンティック検索します。「パスワードリセット」「先週のエラー」など、過去の出来事を意味検索で発見できます。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
query | string | ○ | 検索クエリ |
limit | number | - | 結果の最大数(デフォルト: 10) |
使用例:
ユーザー: パスワードリセットに関する過去のやり取りを探して
Claude: [search_episodes を呼び出し]
query: "パスワードリセット"
関連するエピソードを3件見つけました:
1. 「パスワードをリセットする方法は?」(スコア: 0.95)
2. 「パスワード変更手続きについて」(スコア: 0.82)
3. 「ログインできない場合の対処法」(スコア: 0.71)
Librarian(AIアシスタント)
これらのツールはLibrarian SDKのメソッドに対応しています。
list_librarian_sessions
Librarianとのセッション一覧を取得します。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
get_librarian_session
Librarianセッションの詳細(メッセージ履歴)を取得します。
パラメータ:
| 名前 | 型 | 必須 | 説明 |
|---|
projectId | string | - | プロジェクトID(省略時はアクティブプロジェクトを使用) |
sessionId | string | ○ | セッションID |
format | string | - | 'json' / 'yaml'(デフォルト: yaml) |
ベストプラクティス
セッション管理の活用
まずswitch_projectでプロジェクトを選択
アクティブプロジェクトを設定すると、以降の操作が簡単に
各ツールでprojectIdを省略
アクティブプロジェクトが自動的に使用される
必要に応じて明示的にprojectIdを指定
別のプロジェクトのデータにアクセスしたい場合
検索の使い分け
まずsearch_knowledgeで検索
軽量な結果を取得し、関連するナレッジを特定
必要に応じてview_knowledgeで詳細取得
特定のナレッジのフルコンテンツが必要な場合
複雑な質問にはget_context
複数のソースから情報を収集する必要がある場合
コンテキストの最適化
# 小さいモデル向け
get_context(query, tokenBudget: 2000)
# 大きいモデル向け
get_context(query, tokenBudget: 8000, maxDepth: 3)
次のステップ
SDK Knowledge API
プログラムからナレッジを管理
SDK Memory API
プログラムからコンテキストを取得